テクニカルショップ・ハッピー presents サーキットの狼MUSEUM ミーティング
2016.04.24
ロータスをはじめとしたブリティッシュ・ライトウェイト・スポーツカーのスペシャルショップである『テクニカルショップ・ハッピー』では、同社ユーザーによるカークラブである『Group Lotus Japan Racing』と共にツーリングやサーキット走行会、イベントへの参加などを積極的に行っている。ハッピーの手によって仕上げられた素晴らしいロータスたちが、実際に走る様を見ることができるのはまさに眼福といえるだろう。
今回、茨城県神栖市にある『池沢早人師 サーキットの狼ミュージアム』で開催されたミーティングは本来、1月24日に行われる予定だったものだったが、雨天により4月24日に延期となっていた。当日の朝になってみると残念ながら雨模様であったが、今回は雨天決行ということもあり、筆者も雨の中ミーティング会場へと向かった。
ミーティングが始まる正午より2時間ほど早くサーキットの狼ミュージアムに到着してみると、すっかり雨も上がり空は明るくなっていたが、集まってきた参加車両はまばら。「今日は何台かは来られないとの連絡もいただいているので、集まりは良くないかもしれませんね・・・」とはハッピー代表の齊藤さんの言だったが、実際にふたを開けてみるとビックリ! 正午前には続々と詰めかけたロータス車で駐車場はギッシリという状態だった。
非常に多くのロータスが集まってきたので、改めてミュージアム正面にモデルごとに分かれてクルマを並べ直してみたところ、ヨーロッパが25台、エスプリが15台、エランが2台、エリーゼが7台、ヨーロッパSが1台、エヴォーラが1台という大所帯に! さらにはパンテーラやナローポルシェといったサーキットの狼でのライバルたちも集まり、最終的には約60台が集結した。
当日はサーキットの狼ミュージアムのご厚意でミーティング参加者は無料で入館でき、ロータス・ヨーロッパやディーノ、ランボルギーニ・カウンタック、ランチア・ストラトスなど、同ミュージアム所有の珠玉の名車たちを堪能した。
また、池沢早人師氏の漫画家デビュー40周年を記念して設立されたミュージアムには劇中に登場するスーパーカーをはじめとした名車の展示以外にも、貴重な原画や関連書籍、ミニカーやプラモデルなどのスーパーカー世代にはたまらないコレクションが公開されている。ちなみに展示車両の中でも美しさが際立っていたBMW 3.0CSLは、かつてハッピーで外装ペイントを手がけた個体であるという。
一方、歴代ロータスで埋め尽くされたミュージアム正面の駐車場では、今回のミーティングに参加したスーパーカー・オーナーたちが交友を深めていた。なお、ハッピーではこの後も5月5日(木)に筑波サーキットで開催されるオールドナウ・カーフェスティバルへの参加をはじめ、イベント参加やツーリングなどの企画が目白押しとなっている。
池沢早人師 サーキットの狼ミュージアム
http://ookami-museum.com/
テクニカルショップ・ハッピー
http://www.technicalshophappy.com/
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広大な敷地に建つ池沢早人師 サーキットの狼ミュージアム。
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館内には風吹裕矢仕様のロータス・ヨーロッパ・スペシャルを展示する。
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ヨーロッパのルーフには池沢早人師氏のサインが描かれている。
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サーキットの狼の中に登場したスーパーカー各車も勢揃い。
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スーパーカー世代にとって、まさに垂涎のコレクションだろう。
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コレクションにはなんとニッサンR382 #20号車(北野 元車)も!
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かつてハッピーで外装を仕上たBMW 3.0CSLは数十年経過しても美しい。
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資料展示コーナーには貴重な池沢早人師による直筆原稿も展示されている。
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書庫には池沢早人師氏の著作をはじめ、自動車関連の雑誌・書籍も並ぶ。
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スーパーカーのモデルカーやプラモデルも多数展示されている。
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早朝はかなり強い雨が降っていたということもあり、参加者もまばらか・・・
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・・・と思っていたら、続々と集まってくるロータスたち。
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次第に増えてくる参加車両にハッピーの求心力とユーザーの結束力を感じた。
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自然とモデルごとに分かれて整列する統制の取れた動きに感心させられた。
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台数が増えてきたので、ミュージアム正面に参加車両を移動することに。
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正午過ぎにはすっかり晴天に。60台近くがミーティングに集まった。
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最大勢力はやはりヨーロッパ。それぞれに個性的なモデファイが印象的。
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次いで多いのがエスプリ。ジウジアーロからニューシェイプまでが集まった。
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エランは有名なブルーの26R仕様とスプリントの2台が参加した。
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エリーゼ、ヨーロッパS、エヴォーラなどのモダンロータスの参加車も多い。
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ロータス以外のスーパーカーも駆けつけ、ナローポルシェは絵になる。
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迫力あるエグゾースト・サウンドを轟かせていたデ・トマソ・パンテーラ。
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始終穏やかな雰囲気のミーティング会場。オーナー同士の会話も弾む。
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ミュージアム敷地内の外周路では、コレクション車両による同乗走行も実施。
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レースクィーンによる撮影タイムも。愛車の横でポーズを取ってくれる。
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ミーティングの最後にはじゃんけん大会も行われた。
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午後2時にミーティングは終了。各自が自由解散で帰路に就いた。
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