アストン マーティンV12ヴァンテージSマニュアル
公開 : 2016.05.18 23:50 更新 : 2017.05.29 18:20
ゲート毎の移動は短く、大部分において感触がいい。4速から3速にシフト・ダウンする際、1速に入れてしまいそうになる時があるが、それ以外は、適度な重みとフリクションとともに、ストンとインサートされる。
右ハンドルから左ハンドルのクルマに乗り換えたときと同じように、30分も乗れば、このゲート・パターンにも馴染んでくる。スポーツ・モードではスロットルの反応が速まり、シフト・ダウン時のオート・ブリッピング機能もON/OFFの切り替えが可能である。
そのほかのV12ヴァンテージSの印象は、これまでと変わらず。インテリアはビスポークの感が強く、操舵はコミュニケーティブで、ノーズがヘビー。乗り心地が硬いが、コーナーでコントロールしやすい。従来通りだ。