アウディA3スポーツバック2.0 TDI

公開 : 2016.05.19 23:30　　更新 : 2017.05.29 18:14

スペースに関しては、身長の高いパッセンジャーでも前席では窮屈に感じられないだろう。シートのサポート性は高く、理想とするポジションも見つけやすい。

一方の後部座席は、多くのライバル同様、3名というより2名の乗車の方がいいだろう。2名ならばショルダー／ヘッド／ニー・ルームも十分。荷室容量は相変わらず365ℓだが、これもコンペティティブといえるだろう。

■「買い」か?

新型A3は、相変わらず広く、洗練され、高級感に満ちたクルマだ。わずかに価格はあがってしまったものの、そのぶん装備が充実しているのだから説得力もある。

ただし私が実際に買うのならば、SラインではなくSEテクニック・グレードにするだろう。SEよりも£495(8万円)高価なだけで、ナビ、リア・パーキング・センサー、16インチの異なるデザインのアロイ・ホイール、3ヶ月間のオンライン・サービスがついてくるからである。