ジャガー初のSVRモデル、F-タイプSVRを発売
2016.05.23
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、F-タイプの2017年モデル最上級グレード、F-タイプSVRを、6月1日より、受注開始すると発表した。
SVRは、ジャガー・ランドローバーが誇るスペシャル・ビークル・オペレーションズが設計・開発を手掛けるハイパフォーマンス・モデル。これまでに、レンジローバー・スポーツSVRを導入しており、ジャガーとしては初の採用。
クーペとコンバーチブルともにパワートレインには、575ps、700Nmを発生する5.0ℓV8スーパーチャージド・エンジンと8速オートマティック・トランスミッション、トルク・オンデマンドの全輪駆動(AWD)システムを採用。0-100km/h加速はわずか3.7秒で、最高速度(リミッター作動)はSVRクーペが322km/h、SVRコンバーチブルが314km/hを発揮する。
また、大型のフロント・エアインテークや専用設計のスプリッター、幅広く高さのあるエアロダイナミック・ウイングなど、ダウンフォースの増大、効率的なエアフローによる冷却効果を実現し、優れたステアリング操作と安定性を確保する。
さらに、軽量チタニウムとInconelR使用したエグゾースト・システムや専用の20インチ鍛造アロイホイール、カーボン・セラミック・ブレーキ・システム(オプション)を特別装備。
インテリアには、SVRバッジを配した専用デザインを多数採用しており、キルティング加工で高いホールド性を備えるパフォーマンスシートをはじめ、アルミニウム・コーティングを施したシフトパドル付きレザー・ステアリングホイールやイルミネーション付ステンレス・スチールのトレッドプレートを採用した。
価格は、クーペが17,790,000円。コンバーチブルが19,360,000円。
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