トヨタ・ハイラックス・インビンシブル
公開 : 2016.05.24 23:50 更新 : 2021.01.28 17:53
ボディのスポット溶接のポイントも増えている。おかげでボディ・コントロールを行いやすくなり、ステア特性も向上しているのだという。サスペンションも上下のストロークが増しており、乗り心地がよくなっただけでなく、オフロード上でのパフォーマンスも高まっている。
エンジンは2.4ℓディーゼルを使用。かつての3.0ℓに比べると、トルクと燃費が向上している。2.5ℓと3.0ℓが廃され2.4ℓに一本化されており、6速MT/ATの2種から選ぶことができる。駆動方式は4WDを基本とし2WDに切り替えられるようになっている。
■どんな感じ?
先述のように、ハイラックスにできることは増えているが、タフな面も損なわれていないと感じる。それどころか、これまで以上にタフになっており、1055kgの積載重量と3200kgの牽引重量にも安心できる。
アフリカのテスト・ルートは想像以上にハードコアだったが、これも砂漠、岩場、傾斜地、沼地など、ハイラックスの実力を試すにはうってつけである。
オフロードでもハイラックスは怯むことがない。コントロール不可になることもない。ホイール・トラベルが大きくなったおかげで、これまではむずかしかったコンディションでも現行ハイラックスだと飛びこんでいける。