text & photo:Kentaro Nakagomi (中込健太郎)
本国フランス始め、ヨーロッパではプロの選択肢として高い支持を集めているルノー・カングー。その高い機能性と、人懐っこいアピアランスで、日本では乗用車としても高い人気を誇っている。そんな指名買いのカングー・ファンも多く、輸入車入門としても人気のカングーが主役のイベント、カングージャンボリーは、カングーのみならずフランス車のイベントの代表的なものの一つとしてすっかり定着してきた印象がある。今回で第8回目となる「ルノー カングー ジャンボリー2016」が、今年も山梨県の山中湖交流プラザ「きらら」で開催された。
年々参加者参加台数も多くなってきたこのイベントは、単なるミーティングにとどまらず、マルシェやフリーマーケット、音楽の生演奏や、子供向けのプログラムやドッグランなど、コンテンツも充実。気候の穏やかな時期に、家族みんなが楽しめるイベントだ。
しかし、そんな人気の高さは、近年、早朝から山中湖畔にカングーばかりの長い渋滞の列をなし、近隣住民への影響も少なくなくなってきていた。そこで熱心なカングー・ファンのためには、カングー専用の「ゆったりカングーエリア」を設け、来場を少しでも分散させようという取り組みも今年から実施され事前に募集された。しかし、募集開始時にアクセスが集中し、サーバーがダウン。イベント当日に大極社長が開会式の中で謝罪するという一コマがあったことからも、このイベントの人気の高さが窺える。
また、定期的に個性的なカラーの限定車をリリースしているルノー・カングー。今年も最新の限定車「ペイサージュ」が2色のカラーでこのほど発売。当日会場では、いち早くファンに紹介された。
早朝は地域的な特徴でもある濃霧に見舞われていたが、イベント開会に合わせるかのように天候は回復。5月の眩しい日差しのもと、のんびりと思い思いの時間を過ごすファミリーたちとともに集うカングーは、それぞれのエントラントたちにとって愛車の域を超え、もはや「家族」そんな雰囲気さえ漂わせていた。
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開催当日の早朝、山中湖周辺はかなり濃い霧に見舞われた。
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山中湖への沿道では開場を心待ちにするカングーが多数散見された。
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開場すると堰を切ったように続々と入場するさまざまなカングーたち。
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開会まではまだ3時間。早くも駐車場には多数のカングーが並ぶ。
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「道具への愛着」こそ、カングーユーザーの合言葉かもしれない。
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入場後、早速愛車にお気に入りのものをディスプレイする参加者も。
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少しずつ霧が晴れてくるのに合わせるように入場の列も伸びていく。
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通常のカタログカラー以外に、様々な限定色が導入されているカングー。
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主役のカングーは先代と現行モデルながら、その仕様は多岐に渡る
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開会前にすでに色とりどりの、しかしカングーばかりの駐車場。
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開会式で挨拶に立つ、ルノー・ジャポンの大極社長。
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開会式には、山中湖村の高村村長も駆けつけ、来場者を歓迎した。
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メインステージ前のグリーンにテントを張ってくつろぐ参加者も。
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企業とのコラボレーションも多数。こちらはラーメンの一風堂。
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名古屋のテレビ局「メーテレ」でもカングーは取材車として活躍中。
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ファッションブランドTOMSとのコラボレーション。
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フリーマーケット会場は早くから大にぎわい。
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カングージャンボリー2016の記念Tシャツを販売。来場の良い記念だ。
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その他、会場ならではの記念グッズが充実のオフィシャルショップ。
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いち早くファンにお披露目されたカングーの限定車「ペイサージュ」。
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TVK「クルマで行こう」のMC2名と広報ブレンさんが紹介。
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参加者全員で記念撮影。掛け声は「グー!カングー!」
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極めてビジネスライクなクルマなのに、とても風情がある。
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マルシェでは雰囲気ある家具を扱うお店も。異国の市場にいるようだ。
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フリーマーケットでは出店者のカングー愛を感じる品揃えも多数。
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カングー関連の創作物、手工芸の数々も並ぶ。実に愛くるしい。
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家族向けのイメージなカングー。ホビー用トランポとしても頼もしい。
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地元山梨県の名産品も多数が並ぶお店もマルシェには軒を連ねる。
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停めてリアを開ければたちまちお店の佇まい。それがカングーだ。
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KTMのディスプレイは本格的。二輪ユーザーにもファンは多い。
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好天のもと、芝生に座って生演奏を聴く。最高の休日の過ごし方。
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出かける時は愛犬も一緒。これがカングーの懐の深さだ。
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子供達向けの塗り絵コーナー。子供のカングーへの親近感が伺える。
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TVK自動車番組「クルマで行こう」でもおなじみの藤島知子さん。
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彼女が着ているTシャツは番組とのコラボTシャツ。会場で販売された。
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ドッグランのコーナー。お天気に恵まれ、愛犬も存分にコースを走る。
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ルノー・ジャポンが日本に導入するカングー以外のモデルも展示された。
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イベントを一緒に作る。随所に参加者のそんなスタンスを感じる。
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長尺物も積める、ジラフォン・トップはカングーでは根強い人気だ。
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30台だけの限定色ローズは、本国でも通常用意されない特別色だ。
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シトラスをベースにキッチンカーに仕上げたカフェ仕様のカングー。
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景色のいいところでコーヒーを提供するのが夢だったのだとか。
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外装のデザインはオーナーの菅沼さんご自身でされたのだとか。
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カングーがキャンピングトレーラーを引く。独特の長閑さがある。
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並べられたミニカーはお子様曰く「カングージャンボリー」との事。
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「のりものはんこ525」さんのブース。独特の雰囲気をただよわす。
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カングー以外のクルマには別の駐車場が。こちらも見過ごせない。
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日本には正規導入されていないセニックも来場。非常にスタイリッシュだ。