text & photo:CLUB MOTHERHEAD (
クラブマザーヘッド)
今年も良い天気の中、無事にイタリアンジョブを開催いたしました。イタリアンジョブは1975年までに生産されたイタリア車と同系車の展示&ミーティングで、東は千葉、西は和歌山から96台のほぼ全車が、会場となった岐阜県揖斐川町の藤橋城前まで自走で参加しました。
今年のメイン・フィーチャーはスパイダーとしました。車名にスパイダーと付く車両で、アルファ・ロメオ・スパイダーが誕生50周年であり、フィアット124スパイダーがリバイバルされて登場と、スパイダーに注目が集まる良いタイミングですのでテーマとしました。今回はアルファ・ロメオ・スパイダーが16台、フィアット124スパイダーが4台、フィアット850スパイダーが1台の合計21台がメイン会場に一同に並びました。
その他ではメイン会場に準フィーチャーとしてザガート・デザインの車両を並べました。アルファ・ロメオ・ジュリエッタSZ,ジュニア・ザガート1300、ランチア・フルヴィア・スポルト・ザガートといった希少なモデルが4台も並びました。
藤橋城前の会場にも64台がきれいに並べられ、これがクラブマザーヘッドのこだわりであり名物ともいわれております。参加車の多数がアルファ・ロメオ・ジュリア系で、このほかフィアット500が16台並び、126、850ベルリーナ、600、X1/9も大人気でした。
アルファ・ロメオ・ジュリアの中には当時のヨーロッパ・ツーリングカー・レースで実際に走っていたアルファ・ロメオGTA1300ジュニア・コルサのグループ2仕様という貴重な1台も普通に並んでいるところも、イタリアンジョブらしいところでもあります。
見学で来場されたギャラリーの車両も車種に富んでいて、各地からエンスーな愛車でイタジョブを見学に来ていただきました。その数は約250台を数え、イタジョブ Part-2といえるバラエティに富んだイタ車が集まりました。フェラーリからデ・トマゾ・ミニまで、更にはイタ車以外も数多く並び、見逃せないレア車が並んでいました。それだけに藤橋城の周りは、1日中クルマ好きたちのミーティング会場となっていました。
来年も5月の第3日曜日に藤橋城前でイタジョブの開催を予定しております。またのご来場お待ちしております。
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今年のメイン・フィーチャーはスパイダーとされ、21台が集まった。
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アルファ・ロメオ・スパイダーは誕生50周年ということから16台が参加。
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展示はデュエットからシリーズ4までタイプごとに並べられた。
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アルファ・ロメオ・スパイダー・デュエットは50周年記念プレートを付。
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アルファ・ロメオ・スパイダー・シリーズ2。シルバーも似合う。
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珍しいカラーのアルファ・ロメオ・スパイダー・シリーズ3も姿を見せた。
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アルファ・ロメオ・スパイダー・シリーズ4。
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フィアット124はアバルトのイメージからかモディファイ車が多かった。
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今では希少な存在となったフィアット850スパイダーはシリーズ2が参加。
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城バックの真正面はジュリア・クーペのコンペティション仕様が整列。
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もちろんノーマルのジュリア・クーペも各タイプ、各カラーが揃った。
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ジュリア・クーペはまだまだ続く。参加車の1/3を占めたという。
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メイン会場に準フィーチャーとしてザガート・デザインの車両が並べられた。
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アルファのベルリーナもノーマルからモディファイまで大挙してやってきた。
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GTA1300ジュニア・コルサのグループ2仕様という貴重な1台も登場。
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フィアットの最大派閥は500。各タイプ合計16台のエントリーがあった。
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特集にちなみフィアット124スパイダーと850スパイダーが並べられた。
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フィアットといえば126や600系も忘れられない役者達だ。
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ポピュラーだったが現存数が少ないフィアット850ベルリーナ。
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素晴らしいコンディションに保たれたフィアットX1/9。今も魅力的だ。
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オーナー達の団結力も高いようで、楽しそうに過していた。
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ランチアはフルヴィア・クーペ・ラリー1.3とフルヴィア2Cらが参加。
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ランチア・フルヴィア・スポルト・ザガートは他のザガート車と並べられた。
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見学車両もイタジョブ状態! 200台近くの楽しそうなクルマたちが来場。
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協賛各社や個人から提供されたアイテムは抽選会まで本部で展示された。
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いつもイタジョブを盛り上げてくれるFⅡの長田さんとスタッフたち。
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イベントの終盤には大抽選会が行われ、参加した全員が賞品を手にした。
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今年も参加した皆さんの笑顔溢れる良い記念写真が撮影できた。
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イタリアンジョブは大盛況の内に終了。スタッフが参加者をお見送り。
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全プログラムを終えてスタッフ達で記念撮影。その笑顔が成功を物語る。