アウディQ2 1.4 TFSI 150 Sトロニック
公開 : 2016.05.30 23:50 更新 : 2017.05.29 18:14
2.0 TDIディーゼル・エンジン搭載車の試乗も計画にはあったようだが、キューバの酷い軽油事情が原因でナシになった。それでわれわれは1.4 TFSIガソリン・エンジン搭載車に乗ったというわけだ。
すでにお馴染みのユニットであるこれは、ほかのVWグループのクルマ同様、実にフレキシブルであった。4500rpmを越えると、エンジン音がやや騒がしくなる点も、ほかのモデルと共通している。
パーシャル・スロットル時であればシリンダーのうちの半分をシャット・ダウンするテクノロジーも共通であるが、気筒数の切り替わりは、たとえ身構えていたとしてもわからない。
インテリアは、アウディA3と同じなのがまばゆいほどに明らかだが、そもそもA3のインテリアのクオリティが高いため、不満はほとんどない。
やや近づいてみると、エアコンの吹きだし口のデザインがわずかに調整されていることに気づく。また、いくつかのパーツが角ばったものとなっている。
これがプロトタイプだからなのか、SUVらしくしなければならないという理由からなのかはわからない。いずれにしても居心地がいいのはたしかだ。