ヒュンダイRM16コンセプトを発表
公開 : 2016.06.03 22:20 更新 : 2021.03.05 21:38
ヒュンダイは新しいRM16コンセプトを発表した。このRM16は、来年デビュー予定のNパフォーマンス・モデルのトップバッターとなるi30N(2枚めの写真)の予測素材となる存在だ。
新しいRM16コンセプトは、ヴェロスターをベースとしたミド・エンジン・モデルで、これまでのRM14、RM15を更にテクニカル・アップグレードしたモデルである。
エンジンは、300psの2.0ℓスーパーチャージャーをフロント・シートの背後に搭載する。i30Nに搭載されるものよりも36psほどアップしたものだが、RM16コンセプト、i30N共にエンジンの形式、排気量は基本的に同一だ。この300psという数値は、将来的にはi30Nも300psのエンジンを搭載する可能性を残している。
RM16コンセプトは、6速マニュアル・ギアボックスが組み合わせられるが、ヒュンダイはi30NなどのNパフォーマンスにもマニュアル・ギアボックスを搭載する予定だ。2018年には、オートマティック・ギアボックスも追加設定するとしているが、ラウンジ時にはマニュアルのみの設定となる模様。
RM16コンセプトは、電子制御のLSDと、電動スーパーチャージャーを備える。これは、Nパフォーマンス・モデルにも採用される技術だという。
ボディには、アクティブ・リア・ウイングが取り付けられ、ボディ・パネルの一部はカーボンファイバー製となる。これも、Nパフォーマンス・モデルに引き継がれることになるという。ヒュンダイの関係者は、i30Nがサーキットに焦点を絞ったパッケージになると話していた。