ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・コンバーチブル

公開 : 2016.06.03 23:51  更新 : 2017.05.29 19:14

ステアリングは重みがあり、コンバーチブルでも左右の車体の振り方にはキレがある。

テスト車は ‘チリ’ パックと呼ばれる£2,400(38万円)のオプションを追加しているから、その一部として18インチの ‘ジョン・クーパー・ワークス・カップ’ アロイ・ホイールを履いている(タイヤはランフラット)。

硬いサスペンションと相まって、基本的に落ち着きはない。キャビンには振動が伝わってくる、というか衝撃の逃げ場がないように感じる。大きめのくぼみを踏むと、明らかにアシはクラッシュする。

一方スポーツ・シートは座り心地がいい。それにきちんとサポートしてくれる。さまざまな体格に合わせて調整もしやすくなる。ダッシュボードの造りもソリッドで、艶のあるパーツやクローム・トリムも質感を高める。

テスト車にはBMWのiDriveをベースとするメディアXLインフォテインメント・システム(8.8インチのスクリーンつき)と、ハーマン・カードン製のオーディオがついていた。£1,990(31万円)という追加価格に対して正当性のある出来栄えだとわたしは感じた。

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