フェラーリ488 GTB vs マクラーレン650S
公開 : 2016.06.04 23:50 更新 : 2017.05.29 19:30
488 GTBも570Sも後輪駆動で、可変エアロ、カーボン・ブレーキ・ディスク、ダブル・ウィッシュボーン式の可変サスペンションを組みあわせる。V8ツイン・ターボ・エンジンを搭載し、7速DCTを採用している。
特にフェラーリに対しては自然吸気エンジンを期待する向きも多いかもしれないが、458の後継にあたる488 GTBは3.9ℓのフラット・プレーンV8ターボを搭載することになった。時代の流れである。
650Sのエンジンに比べると、排気量は103cc大きくなている。そして出力も20ps増しの670psを発揮する。フェラーリは長い年月で培った自然吸気エンジンの技術をターボ・ユニットにも反映しているのだそう。
その一貫として最大トルクが湧きだす回転数を、選んでいるギアによって変えるというシステムがある。また ‘ほかメーカーのライバルに比べて’ レスポンスもいいという(どこのメーカーかは明らかだが名を伏せるよう注意された)。
2台で異なるのはその骨格だ。フェラーリはほとんどがアルミニウム、マクラーレンはカーボン・コンポジットである。フェラーリは電制のLSD、650Sはオープン・デフというのも相違点だ。