ダイハツ工業はマレーシアにおいて、子会社の明石機械工業と、現地子会社プロドゥアとの合弁によるオートマチックトランスミッションの生産会社「AKASHI KIKAI INDUSTRY (M) SDN.BHD.」を2月17日付で設立した。

生産工場は3月に着工し、来年2013年11月の操業開始を予定している。マレーシア市場ではオートマチックトランスミッション搭載車の比率が高いが、オートマチックトランスミッションそのものは、これまで現地生産はされていなかったとのこと。

日本でダイハツ向けのCVTをはじめとする駆動系を生産する明石機械は、新会社によってその基盤技術をマレーシアで確立することによって、高品質と低コストを両立したオートマチックトランスミッションの生産を目指すという