アストン マーティン・ヴァンテージGT8

公開 : 2016.06.15 23:40  更新 : 2017.05.29 18:20

大きなカーボンファイバー・パーツが前後に追加されており、これがダウンフォースを高める。拡張されたサイド・シル、バンパー、ルーフ、そして甚だ大きいウイングも、すべてカーボンファイバー製である。

またキャビンの装飾品はストイックに引き剥がされ、遮音材も省略された。さらに、軽量マグネシウム・ホイール、軽量ブレーキ、ポリカーボネートのリア・ウインドウ、リチウム・イオン・バッテリー(12V)によって、標準のV8ヴァンテージより100kg軽くなっている。

前後アクスルともに横方向にワイドになっており、スプリング/ダンパー/アンチ・ロールバーはサーキット走行を考慮して設定し直されている。タイヤはミシュラン製パイロット・スポーツ・カップ2である。

心臓部は、V8ヴァンテージと同じく4.7ℓV8ユニットだが、チューンすることで、最高出力は10psアップの446psをマークしている。

パワーは、トランスアクスル方式をとるギアボックス(6速マニュアルと7速セミ・オートマティックのどちらかを選べる)を介して、リアに送りこまれる。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記

人気記事