ヴォグゾール・マルーLSAをグッドウッドで発表

公開 : 2016.06.22 04:10  更新 : 2017.06.01 01:29

ヴォグゾール・マルーLSAがグッドウッド・スピード・オブ・フェスティバルで公開される。ヴォグゾール・マルーはVXR8をベースとしたピックアップ・トラックで、もともとはオーストラリア・マーケット向けのモデルである。

マルーLSAは、エクステリアは、通常のマルーに対して、修正されたフロント・スピリッターとブラックのボンネット・ベントなど僅かな修正に留まる。

注目すべきは、そのボンネットの下にあるエンジンだ。ヴォグゾールによれいば、6.2ℓのV8スーパーチャージャーLSAユニットは、543psのパワーと68.4kg-mのトルクを発生し、グッドウッドのヒルクライム・コースを55秒で走り抜けるという。パフォーマンスとしても、最高速度はリミッターの効く250km/h、そして0-96km/h加速は4.3秒という驚異的な数値を叩き出す。駆動方式はRWDだ。

ヴォグゾールはこのマルーLSA最もパワフルなコマーシャル・ビークルだとしている。

以前のマルーは、430ps、58.1kg-mのパワー、トルクを持っていた。しかし、これよりも103psもパワーに対処するために、サスペンションを中心とするシャシーまわりはアップグレードされているという。

英国では僅かに100台の販売予定で、既に50台は行き先が決まっているという。価格は£54,520(836万円)だ。

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