次世代のフォード・フィエスタSTを初スクープ
公開 : 2016.06.23 04:10 更新 : 2017.06.01 01:29
次世代のフォード・フィエスタSTは、2018年のデビューを目指して開発が進められているが、その姿をキャッチすることに初めて成功した。
このテスト・モデルでは、スタンダードなフィエスタと大きな違いを見出すことは難しいが、それでも大型化されたホイールと、アップレートされたブレーキ、そして大きなインタークーラーの姿を見ることができる。
モデルはFWDの5ドアがベースだ。既にアメリカ市場では5ドアの発売がスタートしているが、ワン・フォード戦略に従って、このモデルが世界共通のものとになると思われる。また、3ドアについては、まだ明らかでない。
ギアボックスは、より広いユーザーに訴求するためにオートマティック・トランスミッションが導入されるものと思われるが、標準は6速マニュアルだ。
エンジンについては、現行のフィエスタSTは1.6ℓ4気筒ターボだが、現時点で新型パワートレインについて言及がないことから、このパワーユニットが引き続き使われるものと思われる。そのパワーは、ルノー・クリオRSやヴォグゾール・コルサVXRといったライバルと同程度になると予測される。
なお、このテストに於いて、現行のフィエスタSTは、新型フィエスタSTのベンチマークとして同行している。
最終的なラウンチ・デートは決定していないが、標準的なフィエスタが2017年、そしてSTが2018年というのが最も有力な情報だ。