アウディA3スポーツバック2.0 TDI
公開 : 2016.06.29 05:50 更新 : 2017.05.29 18:14
以前に比べると安全性も増している。特に車体後方の歩行者の検知能力が増しており、仮にドライバーが障害物気づかぬまま車両を動かそうとした場合、アクセル/ブレーキ/ステア操作にて危機を回避してくれる。
実用性の観点でA3を見れば、BMW 1シリーズよりもレベルは高いが、室内が広いハッチバックはほかにもある。ヘッド・ルームは問題ないが、膝は前席にかなり近い。荷室も多くのライバルより広いものの、フォルクスワーゲン・ゴルフとほとんど同程度に留まっている。
■「買い」か?
フェイスリフトしたからといって、実用性や走りに関わるセットアップは変わっていないが、相変わらず、購入するクルマの候補として有力な立ち位置である。
コネクティビティの拡充とモダン・アウディらしいインテリアは、走り以外の部分を重視しがちなカスタマーにとっても喜ばれる内容だといえるだろう。
それだけに、乗っていて楽しいクルマではないにもかかわらず、硬いサスペンションを装着する点を認められない。購入の際は、かならず ‘コンフォート’ サスペンションを組み合わせて、居住性を高める方がいいに違いない。
アウディA3スポーツバック2.0 TDI 150 Sライン
価格 | £27,285(372万円) |
最高速度 | 217km/h |
0-100km/h加速 | 8.6秒 |
燃費 | 19.6km/ℓ |
CO2排出量 | 109g/km |
乾燥重量 | 1305kg |
エンジン | 直列4気筒1968ccターボ・ディーゼル |
最高出力 | 150ps/3500-4000rpm |
最大トルク | 34.7kg-m/1750-3000rpm |
ギアボックス | 6速マニュアル |
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