アストン マーティンAM-RB 001の後継モデルは
公開 : 2016.07.07 04:50 更新 : 2017.06.01 01:28
アストン マーティンAM-RB 001がゲイドンのアストン マーティンのヘッドオフィスで発表されたが、このモデルについて、レッドブル・レーシングのチーフ・テクニカル・オフィサーのエイドリアン・ニューウェイを含めて、このハイパーカー・プロジェクトに関わった役員に話を聞いた。
ーーこのクルマはどれほど快適に仕上がっているか?
デザイナー、エイドリアン・ニューウェイは、AM-RB 001について、パフォーマンスと同等の快適性が保たれていると主張した。また、このクルマに対する考え方は、マクラーレンP1とはまったく異なるとも語った。「ピュアでシンプルで軽量であることを目指した。」とニューウェイは語っている。
ーーインテリアはどんな感じか?
「インテリアについては来年初めまで公開する予定はない。今言えるのは、2つのシートを持っていることだけは言える。そして、エアコンとインフォテインメント・システムを中心とした快適装備も備えている。」また、「ブート・スペースは決して巨大なものではない。」とニューウェイは認めている。「ちょっとした買い物ならできるけどね。」と付け加えた。
ーートラック・バージョンとロード・バージョンの違いは?
アストン マーティンのボス、パーマーと、デザイン・ディレクターのライヒマンは、共に視覚的には僅かな違いしかないとしている。「基本的には同じクルマと認識できるほどだ。」とパーマーは語っている。一番の違いはその重量で、トラック・バージョンは1トンを切るボディ・ウエイトだという。また、ダウンフォースがトラック・バージョンは向上しているという。
ーーAM-RB 001をプレビューした目的は?
「既に370ものプレ・オーダーを獲得している。この数は実際に生産できる台数の2倍以上だ。予定では123台の生産を予定しているが、150台まで伸ばすかもしれない。」とパーマーは語った。
ーーこの計画はAM-RB 002と続くのか?
002,003、あるいは007というネーミングになるかもしれない。アストン初のミド・エンジンのハイパーカーだが、このAM RB 001の要素は将来のクルマに少なからずの影響を与えることになろう。