スコダ・コディアック・プロトタイプ
公開 : 2016.07.08 05:40 更新 : 2017.05.29 18:39
少なくともこのプロトタイプに関しては、室内スペース、クオリティの面で大いに期待できる。
■どんなクルマ?
スコダ・コディアックは、チェコのメーカーが作る、初の7シーターSUV。そもそもの発想のベースは、2016年のジュネーブ・モータショーでデビューしたスコダ・ビジョンSコンセプトである。
8月の終わりまでは最終的なデザインはカモフラージュの内側に隠されているが、存在感のあるフロント・グリルや高い位置に独立して設けられたフォグライトはビジョンSと共通するデザインである。
スコダはビジョンSを披露した際、プラグイン・ハイブリッドを用意することを約束しているが、こちらは2019年まで待つ必要がありそう。
その代わりに、スコダ・スパーブと共通のガソリンとディーゼルが初段階ではラインナップされ、どちらのエンジンも、駆動方式はFFと4WDの2種が用意される。最大牽引重量は最大で2.5トン。
■どんな感じ?
テストした個体には有償オプションである ‘ダイナミック・シャシー・コントロール’ が追加されており、‘ノーマル’、‘コンフォート’、‘スポーツ’ からドライブ・モードを選べるが、それぞれの違いはさほどでもない。
コンフォート・モードだとボディがふわふわと浮き沈みしやすい一方で、ノーマルとスポーツでは、きちんとボディが地面に押しつけられている印象。バンプによる衝撃のいなしは、まずまずであるといえる。