再来年にフェイスリフト予定のメルセデス-AMG S63クーペ
公開 : 2016.07.09 04:50 更新 : 2017.06.01 01:28
2018年にフェイスリフトが予定されているメルセデス-AMG S63クーペがドイツでテストされている。ベントレー・コンチネンタルGTに対抗するこのモデルだが、その変更点はスタイリングに僅かに変更点が加えられているに過ぎないようだ。
新しいメイン・グリルと、3本の垂直に切られたスラットを持つロワ・グリルを含めリスタイルされたフロント・バンパー、そしてバンパー・サイドのエア・インテイクも小型化されている。
このテスト・モデルのグリルはダミーで、関係者から入手した情報によれば、メルセデスのバーチカル・クローム・バーと大きなバッジを持つ新しいデザインになるようだ。
リアは、サイド・エア・インテイクが小型化され、リア・ディフューザー回りにもよりスムーズなデザインになるように変更が加えられ、それに伴いバンパーのデザインも変更を受けている。
関係筋によれば、パワーも僅かながらアップする模様。ツインターボのV8エンジンは、現行では582ps、91.7kg-mで、パフォーマンスは0-100km/h加速が4.2秒という数値を持つ。この値が若干アップすることになろう。
このフェイスリフトは、2018年にデビューを予定している新しいベントレー・コンチネンタルを意識したものであることには間違いない。コンチネンタルGTは、606psのW12ユニットを搭載する予定であるから、これに対抗してS63もパワー・アップが図られると予測される。