ジャガー・ランドローバー、SVOテクニカル・センターをオープン
公開 : 2016.07.12 04:30 更新 : 2017.06.01 01:28
ジャガー・ランドローバーは、£2000万(27億円)を掛けてSVO(スペシャル・ビークルズ・オペレーションズ)のテクニカル・センターを先週、コベントリー近くにオープンした。その敷地面積は20,000㎡だ。ここでは、2020年までに1年に付き1台の新しいSVRモデルを生み出す予定であるという。
マネージング・ディレクターのジョン・エドワーズによれば、SVOは現在の3,500台という生産規模から2020年までに40〜50%増しの生産規模となることを目論んでいるという。
現時点ではSVOモデルは3台。レンジローバー・スポーツSVR、レンジローバーSVオートバイオグラフィー、そしてジャガーF-タイプSVRだ。これに続くのは、ランドローバーをベースとしたモデルと予測されている。
現在、SVOでは200人以上のスタッフが熟練した技術でSVOの各モデルを生産している。更に、250人を増やす予定であるという。
エドワーズは、「SVOテクニカル・センターは、非常に現代的な設備だ。F1のエンジニアリング・センターからインスピレーションを受けている。」と語っている。
また、ジャガー・ランドローバーは、クラシック・ビジネス部門のために、SVOテクニカル・センターから50ヤード離れたと750万(10億円)かけた新しい建物も建設中だ。こちらは今年後半にも稼働することとなる。