フェラーリ・カリフォルニアTハンドリング・スペチアーレ

公開 : 2016.07.13 05:50　　更新 : 2017.05.29 18:52

また、野心的なエグゾースト・ノートは、気合いの入った走りをする際にはありがたいが、ゆったりとモーターウェイを巡航する際は、ルーフを上げていようと下げていようと介入的なノイズに悩まされることになる。

■「買い」か?

名の知れたハイ・パフォーマンスカーでありながら、日常でも使えるクルマが欲しいのであれば、買って不満に思うことは少ないはずである。

先述のとおり、エグゾースト・ノートは決して静かとはいえないが、トラクションとハンドリングが最高ランクに位置することを示してくれる要素でもある。

標準のカリフォルニアTとハンドリング・スペチアーレのどちらを選ぶか? といわれれば、われわれは後者を選ぶだろう。その他のオプション価格を考えれば、£5,568(77万円)の価格差なんてピーナッツくらいのものである。