冬用タイヤ規制に対応、グッドイヤー・ベクター4シーズンズが本格展開

2016.07.26






日本グッドイヤー株式会社は、オールシーズン・タイヤのベクター4シーズンズを大幅にラインナップ拡大し、8月1日より発売する。

今回の発売では、サイズの種類が2倍に拡大されたことにくわえ、「SNOW」マーク追加による冬用タイヤ規制への対応、生産国が日本となったことが話題にあげられる。

サイズは、従来の23サイズから44サイズに大幅に拡大。軽の13インチから大型セダンやミニバンの18インチまでのサイズニーズに対応したほか、今年車検を迎える2013年当時の新車装着タイヤについても8割をカバーした。

また、日本において冬用タイヤの性能を示す記号である「SNOW」マークの刻印が追加され、冬用タイヤ規制時でも走行可能となっている。なお従来品は「M+S(マッドアンドスノー)」およびスノーフレークマーク(欧州で冬タイヤであることを示すもの)の刻印のみであった。

さらに、これまでは欧州生産であったが今回より日本製とすることで、ヨーロッパの技術と日本生産によるデリバリー性確保の相乗効果を狙い、商品名をベクター4シーズンズ・ハイブリッドと改めた。

日本グッドイヤー株式会社は、昨年10月に米国のザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニーの100%出資による日本法人として新たにスタートしている。ベクター4シーズンズは、Vシェイプ・トレッドによる排水性と剛性の強化、3Dワッフル・ブレードのブロック剛性最適化による雪上・氷上性能の向上により、夏も冬も履き替えを行わずに走行できることが特徴。

本日開催された日本グッドイヤー新戦略発表会において金原雄次郎代表取締役社長は、「おトク、(交換不要で)便利で楽、安全・安心という特徴をいかして、日本にオールシーズン・タイヤを開拓し、定着させたい」と意気込みを語った。

なお、ベクター4シーズンズの雪上走行レポートは下記リンクで確認できる。


▶国内初試乗 / グッドイヤー・ベクター4シーズンズ

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