史上最速のロータス・エリーゼ、レース250登場
公開 : 2016.07.28 04:10 更新 : 2017.06.01 01:28
ロータス史上最速のエリーゼとなるエリーゼ・レース250が公開された。このレース250は、その名の通り250ps、25.4kg-mのパワー、トルクを持つ1.8ℓ4気筒エンジンを搭載したモデルで、ヘセルのテスト・コースでは前作であるカップ220よりも0.5秒速い1分33秒5を記録したという。
レース250のキモは、そのライトウエイト・コンストラクションにある。アルミニウム・シャシーは僅かに68kg。これにフェザー級とも言える各コンポーネンツが組み込まれる。全体の重量は、カップ250よりも31kgほど軽く、オプションのカーボン・エアロ・パックを装着すれば、そのウエイトは900kg未満となる。
また、サスペンションには、アジャスタブル・フロント・アンチロール・バー、ニトロン製アジャスタブル・ダンパー、アイバッハ製のコイル・スプリングが装備され、ブレーキはフロントにAPレーシング製のツイン・ピストン・キャリパー、リアにブレンボ製のシングル・ピストン・キャリパーを備える。
ホイールは16インチと17インチ、タイヤは横浜のA048セミ・スリックが組み合わせられる。
エリーゼ・レース250は、既にオーダーが可能で、価格は53,500(740万円)。
なお、今年はコーリン・チャプマンがノーフォークのヘセルに会社を移転させて50周年となる。
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