エタニティ・アルテミス、デビュー
公開 : 2012.11.10 11:07 更新 : 2017.06.01 01:05
エタニティ・アルテミスは、最終的なスペックを発表した。アルテミス「スーパーカーの性能とリムジンの快適さ」を組み合わせた最初のスーパーSUVと言われ、その主な市場は中国だ。
プレミア・プレビューはロンドンの北西のローヤル・パークでショールームで行われた。価格は210,000ポンド(2,650万円)だ。
ベントリーEXP 9F、ランボルギーニ・ウラス、マセラティ・クーバンといったライバルが控えているが、エタニティはそういったメジャーなメーカーのモデルを好まないユーザーにアピールすると考えている。また、カスタムの幅も非常に広い。
アルテミスはポルシェ・カイエン・ターボ・ベースだが、エタニティ・ブランドどして初のモデルとなる。カイエン・ベースの第2のモデルも12ヶ月以内にリリースされる予定だが、これがアルテミスの上のモデルになるか下のモデルになるかは明言されていない。
更に、スーパーカーの登場も予定されている。このスーパーカーに関しては、ゼロから開発が行われるという。
エタニティはその90%を中国市場で販売される予定だ。ディーラー・ネットワークも確立する計画でいる。まずは、北京、上海、台北でオープンし、来年初めには香港でもディーラーをオープンする。会社自体は、何人かのアジア人の投資家が経営母体だ。
元F-1ドライバーのジョニー・ハーバートが開発チームを率い、エンジニアはジャガーXJ220を造ったアラステア・マッキーンが担当。ランドローバーの前チーフ・インテリア・デザイナー、アラン・モベリーもプロジェクトに参加している。