小型版パナメーラの正体は、ミッションEの開発車両か

公開 : 2016.07.29 04:45  更新 : 2017.06.01 01:27

昨日お伝えした小型版パナメーラのテスト車両のスパイショットだが、これはポルシェの完全EVモデル、ミッションEの開発車両である可能性が出てきた。

パジュンの開発計画が改めて動き出すとした既報のあとに、そのパジュンの発表予定時期とミッションEのローンチ時期が重なることが判明したのだ。

したがって、全長を縮小したパナメーラに見える開発車両だが、テールパイプは装着されているものの、テスラモデルSの対抗馬となるプロトタイプと推測できる。

これまでにも自動車メーカーが、テスト車両の正体を惑わす目的で不要なパーツを装着することがあった。われわれの情報源は、この切り詰められたボディの内部を隠すための偽装だと考えている。

今回のスパイショット報道があったにもかかわらず、ポルシェは車両に関する情報を明かしてくれない。これらの情報より、AUTOCARはミッションEの開発が、公道テストの段階に進んだものと考えることにした。

ミッションEは、航続距離531kmに達するリチウム・イオン・バッテリー・パック搭載の可能性が高い完全EVで、2基のモーターを動力源とする。そのパフォーマンスは0-100km/h加速タイムが3.5秒と予想される。


▶海外ニュース / ポルシェ・パジュンのEVおよび水素燃料電池モデルを計画

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