マツダ・アクセラ・スポーツ15XD

公開 : 2016.08.09 05:50  更新 : 2017.05.29 19:12

  • 本試乗記の4、5頁ではセダンの画像を確認できる。

■どんな感じ?

MCでの実効的進化は要点豊富でとてもまとめにくいのだが、購入を考えている人を前提にするなら新ラインナップとなった1.5ℓディーゼル車が最も気になるところ。現在、1.5ℓスカイアクティブDは3車に展開されているが、仕様はすべて異なっている。最も軽量なデミオは軽量を活かして燃費を稼ぐ最大トルク25.5kg-m仕様で、標準型とキャパシタを用いて回生充電機能を向上させたi-ELOOP型を設定。デミオより100kg以上重くなるCX-3は最大トルク27.5kg-m仕様で、全車i-ELOOP型となる。CX-3よりさらに100kg近く重いアクセラは当然の如く27.5kg-m仕様だが、i-ELOOPの設定はなく標準型のみ。

ドライバビリティだけで言えば、重い車重のハンデはほとんど感じない。ペダル踏み込み速度にも対応したトルク制御の効果もあって、日常域から高速走行まで穏やかなコントロール性を示す。加減速変化が激しくなると過給ラグを感じる部分もあるが、燃費と余力感を配慮した走らせ方にはぴたりと嵌る。

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