フォード・シェルビーGT500マスタングを計画

公開 : 2016.08.09 04:50  更新 : 2017.06.01 01:27

フォードは、フォード・シェルビーGT500マスタングの開発を進めている。ミシガンにあるフォード・ディアボーン・デベロップメント・グラウンドで撮られた写真では、固定式のリア・ウイングやフロント・スピリッターを含むアグレッシブなエアロダイナミクスを与えられたボディが判る。

その多くは、現行モデルとしては最もパフォーマンスの高い533psのV8ユニットを搭載するGT350Rから多くを流用するが、GT500とGT350Rの違いは、そのフロント・フード下に納められるパワーユニットにある。GT500には、710ps以上を発揮するV8ツインターボ・ユニットが搭載されるのだ。また、情報筋によれば810ps以上である可能性もあるという。

フロント・ガラスにはTTステッカーが貼られているのを見ることができるが、これはフォードSVTラピュターにも見られたものだ。

現行のトップ・モデルであるGT350Rは、533ps、59.3kg-mを発揮するノーマル・アスピレーションの5.2ℓV8を搭載する。しかし、フォードはライバルである660psのシボレーカマロZL1や、717psのダッヂ・チャレンジャーSRTに対抗するために、フォードはエンジンのターボチャージャー化を決断したという。

GT500のテスト・モデルは、タイヤにはミシュラン・パイロット・スポーツカップ2を履き、ブレンボのブレーキ・キャリパーを持つドリルド・ベンチレーテッド・ディスクが与えられる。ライバルはポルシェ911GT3RSであるともいう。

フォードの関係者は、このGT500はアメリカ市場の専売であり、ヨーロッパでの販売の予定はないという。しかし、関係者によれば若干の数が英国で販売されるかもしれないと語っている。



▶ 海外初試乗 / フォード・シェルビーGT350Rマスタング

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事