■どんな感じ?

毎度のことながらケータハム・セブンに乗り込むのは一筋縄ではいかない。雨の多い英国ではルーフをつけているものも多く、そのため体をねじ曲げるようにして、乗り込まなくてはならないのだ。

細長いコックピットにようやく体が入り、タイトな一体成型のレース・シートに腰を下ろせば、今度は複雑なレース用ハーネスをあれこれとしなければならない。

ただ、いざ準備が整えば、これ以上ないほどに優れたポジションを味わうことになる。タブの内側の低い部分に座っている感覚があり、ステアリングは胸元近くにセットされる。足は前に投げだす感じだ。