アストン マーティン・バルカン

公開 : 2016.08.16 05:50  更新 : 2017.05.29 18:20

仮に自宅に保管し、いつでも好きなときに眺めたいのであれば、オーナーの専属メカニックをアストン側で教育するプログラムも準備されている。

わたしはあくまでこのクルマのルックスを肯定する立場ではないが、内外装のフィニッシュはとてつもないレベルに達しているため、価値そのものは認める。

およそ100本のアイスクリームの棒みたいなテール・ライトを見れば、どれほど注意深く作りこまれているかは簡単に理解できる。インテリアにも同じことがいえる。

あらゆるパネルが素材むき出しなのだが、すべてが美しく仕上げられているのだ。もちろんコントローラーはドライバー中心に仕立てられている。

ル・マンのドライバーであるダレン・ターナーやGT3のレーサー、ピーター・ダンブレックとジョー・オズボーンが開発に携わったおかげでもある。

カーボンファイバー製のタブはOne-77にも使われたものであり、バルカンの場合は、一体型のロールケージも室内に張り巡らされている。

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