フォルクスワーゲンT-クロス、順調にテストが進行
公開 : 2016.08.17 04:50 更新 : 2017.06.01 01:27
2018年のデビューを目指しているフォルクスワーゲンの小型SUV、T-クロスの開発は順調に進行している模様だ。このポロをベースとしたSUVは、今年のジュネーブ・モーターショーで公開されたT-クロス・コンセプトをベースにしたもので、プロダクション・モデルは、よりワイルドなイメージを与えるフル・ワイズのグリルや、サイド・ウインドー・グラフィックス、そしてより大きなホイール・アーチを持つものに変更去れる予定だ。
このルックスは、T-クロス・コンセプトはもちろんのこと、2年早くジュネーブで公開されたひとつ上のクラスのSUVであるT-ロック・コンセプトからも引き継ぐ。この2台はティグアンとトゥアレグの下のポジションとなるモデルだ。
T-クロスおよびT-ロックの狙う市場は、世界でも最も成長の著しいセグメントとなる。
ポロとMQBプラットフォームを共用するために、エンジンもポロから引き継がれると思われる。112ps、17.8kg-mの1.0ℓ3気筒ガソリン・ターボに7速デュアル・クラッチとセットがメインとなろう。また、1つあるいは2つの4気筒ターボも設定されるものと予想される。
駆動方式はベーシック・モデルはFWDだが、4WDも設定されることは間違いない。フォルクスワーゲンは、このT-クロスについてはまだ一切の情報を開示していないが、今回のスパイショットで、その開発のステージが進行していることが解る。
T-クロスは、2018年にデビュー予定で、当面のライバルはアウディQ2になろう。
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