フォードのEVはモデルEというネーミング
公開 : 2016.08.19 04:00 更新 : 2017.12.14 12:31
フォードはモデルEというネーミングで、EVのラインナップを構築しようと考えているらしい。その第1弾は2019年にリリースされる予定だ。
この新しいモデルEのラインナップには、テスラ3のライバルだけでなく、コンパクトSUVも含まれるという。また、ヒュンダイ・アイオニックと同様に、ひとつのボディに、EV、プラグイン・ハイブリッド、ハイブリッドの3つのパワートレインを用意する戦略のようだ。ちなみに、ターゲットとする航続距離は320kmだという。
フォードは、2013年にモデルEを商標登録しようとしていたテスラの阻止した経緯がある。フォードがエントリー・モデルのEVにモデルEを使用したかったからだ。
フォードはまずフォーカスのEVモデルをリリースする。その後にモデルEをデビューさせる計画でいる。ただし、フォーカスEVについては、次世代のモデルでも航続距離は160km程度とされるため、本命はモデルEになる予定だ。また、フォードは、2020年までに13のEVモデルをリリースする計画でいる。
このニュースは、2021年にフォードはステアリング・ホイールもペダルもない完全な自動運転のクルマをリリースするというニュースと共にもたらされたもの。この自動運転のクルマにどんなパワートレインが搭載されるかはフォードはアナウンスしていない。