キャデラック・エスカーラ・コンセプトをペブルビーチで公開

公開 : 2016.08.19 04:10  更新 : 2017.06.01 00:44

GMはキャデラック・エスカーラ・コンセプトをペブルビーチ・コンクール・デレガンスで初公開した。このエスカーラ・コンセプトは、進化を続けるキャデラックのデザインや、今後の製品モデルラインナップに活かされていくクラフトマンシップ、テクノロジーの数々が明らかにしたものだという。

グローバル キャデラックの社長を務めるヨハン・デ・ナイシェンは、「エスカーラは、2つの明確な目的を持ったコンセプト・モデルです。第1の目的は、キャデラック・デザインの新たな方向性と、今後キャデラック・モデルに搭載すべく現在開発しているテクノロジーを明確に示すこと。そして、第2の目的はキャデラックのラグジュアリーな世界観を確立し、プレミアム・セグメントの頂点に再び戻る指標となること。」とコメントしている。

また、「エスカーラは、コンセプト・モデルですが、それだけでなく、キャデラックの品質を向上し続けるという思いが根底にあります。そして、ラグジュアリー・セダン・セグメントが拡大していけば、私達が現在計画している製品モデルのラインナップに、エスカーラが追加されることも十分にあり得ます。」とも語っている。

キャデラックのグローバル・デザイン部門でエグゼクティブディレクターを務めるアンドリュー・スミスは、「このコンセプトモデルは、キャデラックが今後どのようなデザインでアメリカらしさとキャデラックの個性を打ち出していくのかを伝える役割を担っています。エスカーラは乗る人を十分に納得させことのできる、個性豊かなモデルであり、爽快なドライビング体験をもたらしてくれます。インテリアは従来のものを凌ぐ仕上がりで、独創性あふれる精緻なクラフトマンシップが際立っているだけでなく、テクノロジーとの統合が実に芸術的です。私がデザイナー達に伝えたことは、自分自身が心の底から運転したいと思う車である、と同時に自分自身が誰かに運転してもらって乗りたいと思う車、そうした1台を創るということでした。このためインテリアは2つのテーマで構成されています。私達のデザイナーが行ったことは従来のルールを多少逸脱していますが、これはまさにキャデラックがときおり採用するアプローチでもあります。」とコメントしている。

エスカーラ・コンセプトはCT6よりも160mm長い5347mmの全長を持つモデルで、有機LEDを使ったヘッドランプ、グリルレス・デザイン、2レイヤー・スポーク22インチ・ホイールなどがエクステリアでの特徴。

キャビンには、最新のコネクティビティ・コントロールが採用されている。

また、エンジンには新開発の4.2ℓ V8ツインターボ・ユニットが搭載される。

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