メルセデス-AMG GTロードスター、最新情報
公開 : 2016.08.24 04:30 更新 : 2017.06.01 00:44
メルセデス-AMG GTのロードスター・バージョンのテストが進行している。このロードスター・モデルは、ソフトトップ・スタイルを持ち、その下のボディが強化されている以外は、クーペ・モデルと大きく変わるところはない。また、ロードスターのファブリック・ルーフが、クーペに比べてきつい角度であるために、当然ながらテールはクーペよりもフラットなセクションが長くなる。
サスペンション・セッティングは、1670kgから1700kgへとアップした車重に対して若干の見直しが行なわれている。
ボンネットの下のエンジンは、通常のクーペと変わらない4.0ℓV8ツインターボで、GTが462ps/6000rpm、61.2kg-m/1600-5000rpm、GT Sが510ps/6250rpm、66.3kg-m/1750-4750rpmというパワー、トルクだ。
ただし、増加した重量のため、0-100km/h加速は3.8秒というクーペのタイムよりは遅くなる。とはいっても、ライバルであるポルシェ911カレラSカブリオレの4.7秒よりは速い。
このロードスター・モデルは、GTのホットモデルであるGT Rにも設定される予定で、モデル名はGT Cロードスターとなる。
デリバリーは通常のGT、GT Sロードスターが今年の後半となる模様。また、モデル末期に予定されているブラック・シリーズに、ロードスター・モデルが設定されるかどうかは現時点では不明だ。
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