ヴォグゾール・メリーバの後継モデルはクロスオーバー風に
公開 : 2016.08.26 04:10 更新 : 2017.06.01 00:44
2016年の後半に発表され、2017年早々からデリバリーが予定されていうヴォグゾール・メリーバの後継モデルの最新テスト風景をキャッチした。ただし、ネーミングはメリーバを捨て新しい名前が与えられるようである。
この後継モデルは、リア・ヒンジのバック・ドアが特徴だった現行モデルに代わって、コンベンショナルなバック・ドアを持つのが特徴。また、ヴォグゾールとPSAプジョー・シトロエンとのパートナーシップで製作される最初のモデルでもある。
現行メリーバは、リアへのアクセスを良くするためにリア・ヒンジのドアを特徴としていたが、、コスト面と複雑な製造工程から次世代のメリーバはその採用を断念したようだ。われわれのスクープ・フォトグラファーも、通常のリア・ドアだったと確認している。
エンジンについては、コルサとアストラから移植されたものになる予定だが、PSAのパワーユニットも使用される模様。
インテリアのクオリティは、コルサやアストラで見られたように大幅にアップされることになる。また、インテリリンク・インフォテインメント・システムはアストラから移植され、エントリー・モデル以外には標準装備となる。それは、センター・コンソールに配される7.0インチ・タッチスクリーンが特徴だ。
このヴォグゾール・メリーバの後継モデルがSUV市場への唯一の新規参入モデルというわけではない。ライバル、フォードもフィエスタとフォーカスをベースとしたSUVモデルを投入する予定だ。ヴォグゾールとフォードは、ダチア・ダスター、フィアット500X、日産ジュークなどと小型SUV市場で戦うことになる。