フォルクスワーゲン・クロスブルーの開発車両をキャッチ
公開 : 2016.08.27 04:20 更新 : 2017.06.01 00:44
フォルクスワーゲンの新しいSUV、クロスブルーの写真が、Auto SInaに公開された。何もカモフラージュがされていない状態で撮られた写真はこれが最初だ。
フォルクスワーゲン・クロスブルーは2017年リリースが予定されているもので、この7シーターのSUVは、フォルクスワーゲンのSUVラインナップの中では、トゥアレグとティグアンの中間に位置するモデルとなる。そのベースは2013年に登場したクロスブルー・コンセプトをベースとする。
そのデザイン・コンセプトは新しいディグアンで提示され、2017年のトゥアレグに集約されっる新しい大型のSUV共通のルックスを持つ。中でもクロスブルーは、マッシブなボンネット、四角く切り込まれたホイールアーチ、荒々しいアピアランスを特徴とする。
AUTOCARでは2013年にクロスブルー・コンセプトの試乗を既に行っている。この時に試乗したモデルは、190psの2ℓディーゼルと、フロントに55ps、リアに116psという2基のモーターを組み合わせたハイブリッド・ユニットを搭載していた。合計出力は306ps、トルクは71.3kg-mという値だ。バッテリーは9.8kWhのリチウム・イオンで、カーゴ・エリアに搭載される。
このハイブリッド・ユニットは、通常のターボチャージを受ける4気筒のディーゼルおよびガソリンと共に、ラインナップに加えられる予定だという。またV6ターボ・ユニットも特定の市場向けに用意されるという。
駆動方式はエントリー・モデルではFWD、そしてグレードの高いモデルには4WDも設定さえる。トップ・モデルには4WDが標準となる予定だ。
フォルクスワーゲンは、そのデビュー時期を明らかにしていないが、AUTOCARの見立てでは2017年のデトロイト・モーターショーが最も有力だと考える。
フォルクスワーゲンは、上からトゥアレグ、クロスブルー、ディグアン、T-ロック、T-クロスというSUVラインナップを予定している。
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