ジャガー・ランドローバー、世界販売台数の四半期記録を達成
公開 : 2016.08.31 04:20 更新 : 2017.06.01 00:42
ジャガー・ランドローバーは8月26日、コベントリーで2016/2017年度第1四半期(2016年4〜6月)の決算を発表した。
第1四半期における世界販売台数は、前年同期比16%増の13万2,700台を記録。そのうち、ジャガーはすべての地域において販売台数を伸ばしている。この伸長には、XEやF-PACEなどの新型モデルが貢献しており、前年同期比76%増の31,800台となった。
また、ランドローバーでは、ディスカバリー・スポーツの堅調な世界的需要が牽引し、前年同期比4%増で、初の四半期毎では初の10万台を突破しました。
ジャガー・ランドローバーのCEO、ラルフ・スペッツ、「この四半期の販売実績は、アメリカにおける『XE』のように、当社の新型モデルがお客様に好意的に受け入れられたことを反映しています。当社のすべての主要市場において販売台数は増加しており、高い収益性を堅持しています。」とコメントしている。
また、第1四半期の売上高は、今回の販売台数の堅調な増加を受け、前年同期の£50億(約6,750億円)と比較し、£55億(約7,425億円)に伸長しました。また、EBITDA(支払利息・税金・減価償却・償却控除前利益)は£6億7,200万(約907億円)で、利益率12.3%、税引き前利益は£3億9,900万(約539億円)だった。なお、2016/17年度第1四半期の業績には、卸売上高の増加、主にポンドの下落に起因するユーロ建て債の£8,400万(約113億円)の再評価を含めた£2億700万(約279億円)の為替差損の影響が反映されており、為替再評価を除いたEBITDAの利益率は約14%だった。