フィアット500のEVモデル、500e登場

公開 : 2012.11.17 11:49  更新 : 2017.06.01 01:20

フィアットは今月行われるロサンゼルス・モーターショーでの公式なデビューを前に、500のEVモデルである500eを発表した。

リチウム・イオン・バッテリーによって駆動されるモーターは75kW(100bhp)。2013年にカリフォルニアで発売される予定だ。

外観はほとんど通常のフィアット500と変りないが、アエロダイナミクスに優れたチン・スポイラーとホワイトにペイントされたフロント下部が特徴。ユニークなデザインのホイールには、低抵抗タイヤが組み合わせられる。

インテリアは従来のギアレバーの代わりにプッシュ・ボタンが付くなどインストルメント・クラスターがリデザインされ、カラーリングもホワイトとオレンジのものが使われる。

500eを1台製作するごとにフィアットは10,000ドル(81万円)をロスすることになるため、このモデルは、カルフォルニアの”ゼロ・エミッション規制”のためのモデルと考えて良い。この規制は、2025年までにメーカーに150万台のEVを販売することを義務づけたものだ。

おすすめ記事

 

人気記事