輝かしき ‘ST’ の名を、パワーが控えめなモデルにも引用した。これがなかなかいいのである。

■どんなクルマ?

ふつうのフィエスタだが、外観はST。これにフォードは ‘ST-ライン’ という名を与えた。

ちなみに車高は10mm下がっている。入り組んだデザインの8本スポークは17インチとなる。

キャビンは、赤いステッチのスポーツ・シートが目を引く。ステアリングはレザー巻き、ペダルはアルミ製。

われわれがテストするのはエントリー・グレードだから、エンジンは直列3気筒999ccターボ・ガソリンだ。