アウディTT RS
公開 : 2016.09.14 05:40 更新 : 2017.05.29 18:13
最新の電気-油圧式4WDシステムの反応も速まった。これにあわせてサスペンション、ESC、プログレッシブ・ステアリング・ラックの反応も速まった。
現行のTT Sに比べると車高は10mm低く、スプリングとブッシュは硬いものに変更されている。
■どんな感じ?
アウディはRSの色合いを強く打ちだしたいと考えている。もちろん大きくなったエア・インテークや固定式のリア・スポイラーは効果もあるのだが、それ以上にマーケットにおけるポジションを目立たせたいようなのだ。
インテリアは徹頭徹尾、最高レベル。視認性の高いバーチャル・コックピットは標準の扱いで、RS専用のステアリングにはSトロニック用のパドルがつく。
エンジンをONにするための赤いボタンはR8のものと同じだ。1-2-4-5-3の発火系列の5気筒エンジンは、RS3のそれよりもいくぶん激しいものの、先代のTT RSに比べるとあまりアグレッシブだとは感じない。