アウディTT RS

公開 : 2016.09.14 05:40  更新 : 2017.05.29 18:13

1700rpmで流れこむ48.9kg-mのパワーは十分に力強いが、(いつも使うであろう)中回転域の音は控えめ。DCTがさっさと変速していく点は同じだ。

大きな違いを感じるのは、最後の1150rpm。先代が息苦しくなっていた回転域だが、こちらはなめらかだ。

ノーズは軽く、キャンバー角が増し、20インチのホイールにはピレリのPゼロが組みあわされるため、動きもシャープになっていると感じる。

‘敏しょう’ という言葉はクアトロの目標でもあり、トルク・ベクトリング・システムが、アウディの兼ねてからの夢を叶えているといってもいいだろう。サスペンションは硬いが、スペインの道では苦痛とは感じない。

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