メルセデス-AMG GT R、ニュル・タイムは打倒911ターボS
公開 : 2016.09.15 04:30 更新 : 2017.06.01 00:41
後輪ステア・システムが投入されるのはメルセデスのスポーツカーにとって初めて。ポルシェ911ターボを意識しての結果であることは言うまでもないだろう。
アクティブ・エアロは、具体的にアンダーボディのカーボン製フラップを動かす。‘レース’ と呼ばれるモードで80km/hを超えると作動する。
流体の流れを絞り、流速を増すことを物理学者の名前にちなんで ‘ベンチュリ効果’ と呼ぶが、アクティブ・エアロもこれを誘発する。フラップが開くことで車高は40mm低下。リアのエアロとあわせて、249km/hの巡航時に155kgものダウンフォースを生むという。
エムハードは「敢えてライバルは考えていません」というが、見据えているクルマは日産GT-Rやポルシェ911だということは容易に想像できる。引きつづきノルドシュライフェで ‘張り込み’ をつづける。
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