セアト・アテカ1.0 TSI SE
公開 : 2016.09.21 05:40 更新 : 2017.05.29 18:43
■どんな感じ?
決してアンダーパワーに感じないのは大きいが、小排気量×強制吸気のエンジンが往々にしてそうであるように、ターボ・ラグは感じる。2000rpmを超えると、ようやくなめらかでプログレッシブな加速が始まる。
市街地ではエンジンは静かに回り、リラックスして日々の移動ができる。音質は3気筒特有のトコトコといったもので、不快なヴァイブレーションは看守されない。ガソリン・ユニット特有のなめらかさも評価できる。
乗り心地は引き締まっており、ボディ・ロールはうまく抑制されている。ターンインは切れがあり、ステアリングはダイレクトだ。気になるのは低速域。路面が悪いほど、セカンダリー・ライドは不快になる。