およそ65kmの区間は意図的にアクセルを強く踏んでみたが、燃費は7km/ℓ台前半だった。トータル500kmの走行における燃費は9.1km/ℓとなった。

満タン給油をおこなえば、966km航続できるとベントレーはいう。パワートレイン開発を率いたポール・ウィリアムズは「給油行為はラグジュアリーとはいえませんからね」というため、歓迎できるニュースだろう。

それにしても、プロトタイプの段階であるにもかかわらず、おそろしくラグジュアリーなSUVであることがわかった。もっとも論理的な購入理由を見つけやすいベントレー・ベンテイガが、このディーゼルである。