BMW X1にクリーン・ディーゼル・モデルを追加
2016.09.23
ビー・エム・ダブリューは、昨年10月に導入した新型BMW X1のラインナップに、新世代4気筒クリーン・ディーゼル・エンジンを搭載した新型BMW X1 xDrive18dを追加し、10月1日より販売開始すると発表した。
新型BMW X1 xDrive18dは、プレミアム・コンパクトSAVクラス内で唯一となるディーゼル・エンジン搭載モデルで、新世代のクリーン・ディーゼル・エンジンを採用している。
この新しい2ℓ直列4気筒クリーン・ディーゼル・エンジンは、最新のコモンレール・ダイレクト・インジェクション・システムと可変ジオメトリー・ターボチャージャーを組み合わせ、最高出力150ps/4000rpm、最大トルク33.7kg-m/1750-2750rpmを発揮する。さらに、8速オートマチック・トランスミッションやエンジン・オート・スタート/ストップ機能など環境対応技術を採用し、燃料消費率(JC08モード)は19.6km/ℓを実現した。これにより、エコカー減税対象車の認定を受け、自動車取得税・重量税が免税(100%減税)となり、翌年度の自動車税も75%減税となる。
また、ディーゼル・エンジンの力強いトルクを4輪でしっかりと路面に伝えるインテリジェント4輪駆動システム「xDrive」を搭載し、BMWならではの俊敏性と4輪駆動の長所である走行安定性を融合している。これは、通常走行時には効率的な走行のため駆動トルクの大部分をフロント・ホイールに伝えるが、ステアリングの切れ角やホイールの回転速度などの車両データからオーバーステアやアンダーステアなどの兆候を察知すると、ファイナルドライブに一体化された電子制御式多板クラッチシステムが瞬時に前後アクスルへの駆動トルクを可変配分し、優れたロード・ホールディングを実現するもの。
価格は4,400,000円から4,860,000円。