トヨタ・スープラ、ニュルでテスト開始
公開 : 2016.09.24 04:50 更新 : 2021.01.28 18:01
兄弟車となるBMW Z5のテスト風景が一般公道上で見られた数週間後、今度はトヨタ・スープラがニュルブルクリンクでのテストしている姿を捉えることに成功した。
このBMW Z5とトヨタ・スープラは同じプラットフォームを持つモデルで、2018年のリリースを予定している。
エンジンはBMW製のガソリン・エンジンに、スーパー・コンデンサーを備えたモーターを持つハイブリッドで、駆動方式は4WDになると見られている。また、ボディにはBMW i3、i8、そして7シリーズで使用されたカーボンファイバー・コンストラクションの採用が予定されている。
トヨタにしてみれば、2002年に生産が中止されたスープラの後継モデルであり、GT86の上に位置するフラッグシップ・スポーツカーとなる。そのデザインは、2014年のデトロイト・モーターショーで公開されたFT1からインスピレーションを受けることが容易に想像される。
先進のパワートレインとカーボンファイバー・コンストラクションを採用することから、価格はGT86よりもかなり高価になると思われる。
2013年に公開されたコンセプト・モデル、ヤリス・ハイブリッドRで、トヨタはパフォーマンス・ハイブリッドを検討中であることを明らかにした。ちなみに、ヤリス・ハイブリッドRは、1.6ℓの4気筒ガソリン・エンジンとモーターの組み合わせで、418psのパワーを発している。スーパー・コンデンサーは、当初、耐久マシンであるTS030のために開発されたものだ。
クーペ・スタイルのボディは、FT1コンセプトほど過激なものでなくトーン・ダウンされている。また、Z5がコンバーチブル・トップであるのに対し、スープラはフィクスドヘッドになる。ただし、そのスタイリングは、カモフラージュが重く、詳細まで知ることはできない。
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