BMW 3シリーズに新たなエントリー・モデルを追加

2016.09.26

BMWは、3シリーズの新たなエントリー・モデルとして、新世代のBMWツインパワー・ターボ・エンジン搭載モデルとなるBMW 318iセダン/ツーリングをラインナップに追加し、10月1日より発売すると発表した。

今回新たに加わったのは、新世代1.5ℓ3気筒ガソリン・エンジンを搭載したセダン/ツーリング。ターボ・チャージャーと高精度ダイレクト・インジェクション・システム、無段階可変バルブ・コントロール・システムのバルブトロニック、バリアブル・カムシャフト・コントロール・システムのダブルVANOSといったBMW独自のツインパワー・ターボ・テクノロジーを組み合わせた新開発3気筒エンジンは、136ps/4400rpmの最高出力と22.4kg-m/1250-4300rpmの最大トルクを発生するため、ストップ&ゴーが多い市街地などでも快適に走行することができる。

また、エンジン本体が極めてコンパクトかつ軽量で、バランサー・シャフトを備えた軽やかな吹け上がりと自然なレスポンス、スポーティなエンジン・サウンドに加え、軽快にクルマを操る愉しさを提供する一方で、燃料消費率(JC08モード)は17.2km/ℓの低燃費を実現。これにより、「平成32年度燃費基準」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成し、エコカー減税の減税率は、自動車取得税で60%、重量税が50%減税、翌年度の自動車税も75%減税となる。
 
装備面においては、LEDヘッドライト、LEDフォグ・ランプ(フロント&リア)に加え、万が一の事故発生時に、車両の通信機能を介してコールセンターに接続し、救急や消防機関を手配できる「BMW SOSコール」等の先進の通信技術、3年間にわたり主要項目のメインテナンスなどを無償提供するメインテナンス・パッケージ「BMWサービス・インクルーシブ」を全車標準装備するとともに、歩行者検知機能付きの「衝突回避・被害軽減ブレーキ」、車線の逸脱をドライバーに警告する「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」、車線変更をサポートする「レーン・チェンジ・ウォーニング」といった先進の安全装備品が充実している。

価格は4,090,000円から5,110,000円。

また、これにあわせ3シリーズ・グラン・ツーリスモ(写真下)を10月1日より発売する。

新型320iグラン・ツーリスモは、184ps/5000rpm、27.5kg-m/1350-4600rpmを発揮する2.0ℓ直4ガソリン・エンジンを新たに搭載。新世代のコロナリング・デザインを採用し、夜間走行時にスポーティかつ特徴的な4灯デザインのアダプティブLEDヘッドライトに加え、LEDフォグ・ランプ、LEDリア・コンビネーションランプを標準装備とした。
 
Mスポーツモデルでは、専用グレー塗装の19インチMライト・アロイ・ホイール、スポーティなフロント・ビューを際立たせるBMW M Performanceブラック・キドニー・グリルを装着する。価格は、6,330,000円から6,390,000円。

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