スズキSX4 Sクロスがフェイスリフト
公開 : 2016.09.27 04:50 更新 : 2017.06.01 00:40
スズキのクロスオーバー、Sクロスのフェイスリフトがパリ・モーターショーで公開される。スタイルのリフレッシュの他、エンジン・ラインアップにも手が加えられた。価格は若干アップし、エントリー・モデルが£14,000(183万円)からアップし、£14.999(196万円)となる。
英国では10月17日からの販売が予定されている。今までのエントリー・モデルだった1.6ℓのガソリンは廃止され、ターボ付きの1.0ℓ3気筒と、1.4ℓ4気筒のブースタージェットが採用されることになった。この新しいエンジンの採用によって、燃費の向上とCO2排出量の削減が達成された。
1.4ℓのブースタージェットは、今年の初めヴィターラに採用されたもので、一方、1.0ℓのブースタージェットは、バレーノで採用されたものとおナイj。
1.0ℓユニットは、従来の1.6ℓユニットよりも9%ほどのトルクアップを果たしており、パワーは110ps、トルクは17.3kg-mという値。マニュアル・ギアボックスでは燃費が10%ほど向上し、CO2は11%削減された113g/kmになる。
1.4ℓユニットは、140ps、22.4kg-mで、1.6ℓユニットよりもトルクで41%ほど大きい値となっている。
また、この他1.6ℓディーゼルもラインナップされる。
外観は、現行のスズキのアイデンティティであるシャープなヘッドランプが与えられ、リアのLEDもリフレッシュされている。
また、グラウンド・クリアランスは165mmから180mmに上げられ、乗り心地も向上している。
トリムは、SZ4、SZ-T、SZ5の3つ。DABラジオ、エアコン、クルーズ・コントロール、そして7つのエアバッグとESPは全てのグレードに標準となる。SZ-Tは、17インチ・ホイール、前後のパーキング・センサー、デュアル・エアコン、フロント・フォグが装備され、トップ・グレードのSZ5では、レーダー・ブレーキ・アシスタンスと、ヒーテッド・レザー・シート、パノラミック・サンルーフが装備さえる。
オールグリップ4WDは、SZ-TおよびSZ5は選択可能で、すべてのエンジンを選ぶことができる。