ダイハツ・ムーヴ・キャンバス

公開 : 2016.09.28 05:50  更新 : 2017.05.29 18:45

タントをベースに低全高化。屋根が低くなればキャビン・ボリュームは減少するが、「だったらタントを選んだ方がいい?」と短絡させずに、嗜好や適応用途を変えてパーソナル・ユース向けの ‘オキニ’ 要素やユーティリティを盛り上げた新趣向ミニがキャンバスだ。

■どんなクルマ?

「大は小を兼ねる」は実用性について評価するなら間違ってない。安全策を採るなら非効率でも余裕のある方を選ぶのが賢明だろう。しかし、 ‘オキニ(お気に入り)’ 要素ではジャスト・サイズはとても重要だ。

新型軽乗用として誕生したキャンバスは同クラスの定番となっているタントをベースに開発。ベルト・ラインから下の構造の多くを共用し、パッケージングや構造ではチョップド・ルーフ仕様タントとも言えるモデル。

これによって得た ‘バス’ にも喩えられるプロポーションが外観上の大きな特徴であり、デザイン面でのキャンバスのキャラを演出。さらに実用面ではパーソナルユースを前提に不要なキャビンボリュームを削り、用途に合った使い勝手のよさや多用途性を加えて差別化を図っている。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記

人気記事