360°画像で見る、新発売のメルセデス・ベンツCクラス・カブリオレ
2016.09.28
Cクラス・カブリオレのソフトトップは、走行中でも50km/hまで操作が可能で、約20秒で開閉を完了できる。アコースティック・ソフトトップと名付けられたこのルーフは、高い遮音性と耐候性を備え、ボディカラーに適合した鮮やかな3色(ブルー、ブラック、ダークレッド)を揃えている。
インテリアは、高級な素材を用い丁寧に作り込まれており、Cクラスに共通する上質さと実用性が両立されている。オープンドライブ時に、室内への風の巻き込みを抑え快適性を向上させるエア・キャップや、ヘッドレスト下部から温風を吹き出して首の周囲を確実に暖めるエア・スカーフも装備。寒い季節などでも快適なオープンドライブを提供するカブリオレ専用の装備が追加されている。
さらに、リアシートにはトランク内左右のスイッチによりワンタッチで(50:50分割可倒式)シートを倒すことができるトランクスルー機能を備え、高い実用性も備えた。トランク容量は、VDA方式でオープン時が285ℓ、クローズ時が360ℓとなっている。
ボディ剛性については、Cクラス・カブリオレはベースとなるセダンモデルの開発初期からカブリオレとしても十分なボディ剛性が確保できるよう考慮され、さらにボディシェルのフロントエンドとフロア周辺、そして、ルーフ周りがカブリオレ用に新設計されている。
モデルは4車種の構成で、C180カブリオレ・スポーツ(直4、156ps、25.5kg-m)、C300カブリオレ・スポーツ(直4、245ps、37.7kg-m)、メルセデス-AMG C43 4マティック・カブリオレ(V6、367ps、53.0kg-m)、メルセデス-AMG C63 Sカブリオレ(V8、510ps、71.4kg-m)というラインナップ。いずれもトランスミッションは9速オートマティックだ。
価格は6,060,000円から14,030,000円。
発表会に登壇した上野金太郎CEOは、「カブリオレというと夏のイメージが強いが、わたしたちは秋から冬と、これからのシーズンが一番だと考えております。なぜならCクラス・カブリオレは、トップを閉じれば静粛性にも優れているし、冬でも温かい空気につつまれてオープン・ドライブを楽しめるからです」と、季節ごとに大きく表情を変える日本ならではの楽しみ方を提案していた。
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA