ピックアップ好き必見、ルノー・アラスカンがアンヴェール

公開 : 2016.09.29 20:55  更新 : 2017.06.01 00:35

ルノーのピックアップ・トラック、アラスカンがパリ・モーターショーで発表された。

2015年にフランクフルト・ショーで展示されたアラスカン・コンセプトの好評を受け、ルノーがライトウェイト・ピックアップの生産化に乗り出したのがこのモデルだ。今年の後半にまず南米で発売開始し、その後英国を含む他の地域にデリバリーされる。

アラスカンは、テールライトと大型化されたドアミラーを除けば、コンセプト・モデルの設計を忠実に反映している。

日産NP300ナバラのアーキテクチャーを流用したフランス製ピックアップは、オフロード・ユースや商用車として、またアクティブライフを謳歌するユーザーにとって魅力的な選択肢になるとルノーは考えているようだ。

最低地上高は230mm、最大牽引能力3.5tというスペックはクラス最高で、リアデッキはショートとロングが用意される。

エンジンはマスターバンにも使用される165psおよび200psのツインターボ4気筒ディーゼルで、6速マニュアルと7速オートマティックを選ぶことができる。標準車は後輪駆動だが、AWD車両もオプションで選ぶことが可能だ。後者は電気式LSDを搭載し、オフロード性能を高めるだけでなく、非常に険しい環境でも駆動力を伝えるためにロッキング・ディファレンシャルを備えている。

インテリアはハイ・クオリティなもので、5人のためのスペースが充分に確保されるだけでなく、5.0インチのTFTインフォテインメント・システムが、地域によっては7.0インチのタッチスクリーン式ナビゲーションおよび360°ビュー・カメラが装備される。

受注はコロンビアで秋口にはじまり、南米各国がそれに続く。価格は公式発表されていないがNPナバラと同等の£22,000(300万円)前後と予想される。


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